コレクション第一弾として、備前焼の人気作家 隠﨑隆一の徳利を購入した。
簡単に記録しておく。
作家についてまとまった情報源が少なく、専門家でない自分が整理するのは難しい。ウェブで体系的に理解するのに時間がかかるのは、社会的には課題だなと感じた。
あらゆる作家の情報が整理されていけば、作家・作品との出会いももっとなめらかになるんだろうなと思う。
・自分がアートとつながるルーツだから(詳しくはこちらの記事)
・陶芸作品は割合、管理が簡単であるから
1950 年長崎県の五島列島、椛島(かばしま)生まれ。
大阪芸術大学で グラフィックデザインを学び、卒業後はデザイン会社に勤務したのち、
岡山県備前市で伊勢﨑淳氏 (現・重要無形文化財「備前焼」保持者)に師事。
同県瀬戸内市長船に窯を築き独立する。
「自然への畏敬の念とあるがままの心を表現すること」という隠﨑氏の作陶理念を表した言葉で、現在に至るまで、個展のテーマとして掲げられている
備前焼の原料である「田土(ひよせ)」の枯渇を懸念し、山土を混ぜて独特の風合いを出す「混淆(こんこう)」を追究する。元々備前で用いられる田土を採る際に捨てられる田土の上層にあるクズ土で、見向きもされなかった素材を寄せ集めて使用する。玉石混淆という意味から、この土をつくりだした隠﨑隆一が名付けた。
・他に類を見ない作風で、デザインが優れている
・2024年時点で現役作家(74歳)
・個展では初日に完売するほどの人気
・セカンダリー市場にも流通し、市場価格が安定している
・家業を継いでいるわけではないにもかかわらず、新たな可能性を模索している